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Chuo Univ. Bicycle Team Blog

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2015年 10月 29日

文部科学大臣杯争奪第71回全日本大学対抗選手権大会


お世話になっております。大変ブログでの報告が遅れましたが、長野県松本市美鈴湖自転車競技場と同県大町市美麻にて8月27日から31日にかけて行われました、文部科学大臣杯争奪第71回全日本大学対抗選手権大会(インカレ)の結果を報告致します。





8月27日(第1日目)

 

 スプリント予選に佐伯(法3)が出場し、10”660で7位通過。本来ならば宮本(経3)も出場予定でしたが、上記の交通事故による怪我が完治せず、出場を辞退しました。補欠である栗本(経4)も8月4日から8月9日までの1次合宿の練習中に腰を痛めてしまい、自宅療養等、回復に努めるものの、走れる状態に回復しなかったため、辞退という決断を監督と本人でしました。スプリントに1枠穴が空いてしまったことで、佐伯自身にも大きなプレッシャーがかかったことと思われますが、打ち勝ってくれました。


 続いてタンデムスプリント予選に濱田(経2)村田(経1)が出場しました。他大学がタンデムでのバンク慣れをしていないことから、タイムが出ていませんでした。本校タンデムペアは1次合宿から乗り込んでいたため、バンクの特徴を活かした走りができました。ラバーパットを踏む等の多少のミスがありながらも、17”48という好記録で2位通過しました。


 短距離班が良い流れを作ってくれたところで、今年が最後のインカレとなる高士(法4)が4km個人追い抜き予選を走りました。バック側同時スタートの慶應大学の選手に中盤まで4秒近くのリードを許すものの、持ち味である終盤の追い上げで1秒差近くまで詰め寄りました。タイムは4’40”787と、本人の目標には届かなかったものの、3位通過で3-4位決定戦に進みました。


 朝に行ったスプリントの1/8決勝で佐伯(法3)が順天堂大学の選手に対して、1センターから先行。心技体圧巻の走りを魅せ、上がりタイム11”15で1/4決勝に駒を進めました。





8月28日(第2日目)


 早朝6時20分から周回練習を行い、8時からのケイリン予選に宮本(経3)の補欠に登録していた髙橋(法1)が出場しました。番手位置に回り、ペーサー退避後1センターから加速。持ち前のスピードを武器に、危なげなく2着。予選通過しました。


 男子チームスプリント予選に、橋本(文2)佐伯(法3)高士(法4)が出場しました。橋本の好スタート、佐伯の伸び、高士の粘り。メンバー3人全員が自分の長所を遺憾なく発揮し、1’02”308で2位通過。決勝に進出しました。


 続いて団体追い抜きに、直井(経1)高士(法3)原井(法2)髙橋(法1)が出場し、4’17”654で3位。緊張からかラップが揃わず、練習時から目標にしていた14秒台には届きませんでしたが、4人の中で確かな手応えを感じられた走りでした。特に高士はチームスプリント直後で疲労が残った状態でありましたが、4年という立場の意地とプライドで走り抜きました。


 1kmタイムトライアルでは、佐伯(法3)が会場を沸かせる力強い走りをし、1’05”623という好タイムを出しました。さらに、去年出場できなかった雪辱を果たすべく、オフシーズンに並々ならぬ努力を重ねた橋本(文2)は今シーズン好調が続いており、周囲の期待に応える1’05”260で7位入賞。レベルの高い争いになった1kmタイムトライアルでしたが、本校登録選手2人共入賞により、ポイントを加算できました。


 タンデムスプリントは、法政大学との対戦。濱田(経2)村田(経1)は苦手な対戦のために合宿で厳しい練習しましたが、油断したところを突かれてしまい、先着ゴールは法政。しかし、法政大学の押圧があり失格になったことで、本校の勝利になりました。


 次々出場タイミングがくる佐伯はスプリント1/4に出場しました。鹿屋体育大学の強敵を前に、不意を突く鋭いダッシュで先行逃げ切りを狙うも、ゴール手前でかわされてしまい、惜敗。悔しい結果となりましたが、5-8位決定戦に進みました。


 2日目最後の種目であるポイントレースに、個人戦トラック ポイントレース2位の原井(法2)が出場しました。雨も上がり、乾きつつあるバンクでスプリント勝負が続く展開となりました。隙をみて効率よくポイント加算をするために逃げを試みるものの、レースのボトムスピードが高いため、長くは続きませんでしたが、積極的な走りでポイントを積み重ね、合計30点をとり2位入賞しました。







8月29日(第3日目)


 降雨のため、朝の周回練習は走らず、各自ローラー等で体を起こすことにしました。3日目も髙橋(法1)のケイリン準決勝から始まりました。明治大学の選手の先行に番手位置から追走し、バックストレッチまでは順調でしたが、外に被せられていまい抜け出せず4位。惜しくも決勝進出できず、7-12位決定戦に回りました。


 2日目に好調を見せたチームスプリントの決勝は、予選時より思い切ったスタートを3人がしたことで、2周目完了時点でリードを取っていました。しかし、鹿屋体育大学3走目の選手が短距離能力では1枚上手で、残り半周で返されてしまい、逆転負けしてしまいました。


 タンデムスプリントは1/2決勝は日本大学を相手に1本目2本目共に先着を許してしまい、ストレート負け。3-4位決定戦に回りました。


 4km個人追い抜き3-4位決定戦に高士(法4)が出場しました。霧が濃い中での戦いとなり、対戦相手が見えないというのは順位決定戦においてはとても走りづらいもので、タイムを出す走りをしなくてはならない中、高士がしっかりと自分らしさを活かし、4’43”54で先着し、3位入賞を果たしました。


 続いてケイリン7-12位決定戦に髙橋(法1)が出場しました。惜しくも9位という結果に終わりましたが、スピードと持久力を武器に戦い、他選手より華奢な体ではありましたが、健闘していました。


 昼休みを挟んで、スプリント5-8位決定戦に佐伯(法3)が出場しました。思い切りの良いダッシュから1周半の先行をするも、3人に差されてしまい、8位入賞となりました。


 タンデムスプリント3-4位決定戦に出場した濱田(経2)村田(経1)は、朝日大学を相手に思い切った先行が功を奏し、逃げ切りで2本ストレート勝ち。練習から独走力に磨きをかけてきたペアであることから、先行なら負けないという強い意志が見られた対戦でした。


 トラック最終種目であった団体追い抜きは直井(経1)高士(法4)原井(法2)髙橋(法1)4人で力を合わせ、0.008秒差で朝日大学に勝利しました。スタートからやはり早めなラップを刻んでしまいましたが、修正しつつ走れたのが最後の粘りに影響したのではないかと感じました。








8月30日 (第4日目)


 大粒の雨が降りしきる中、定刻通り10時に高士(法4)広瀬(文3)安原(商3)原井(法2)早川(商2)橋詰(法1)髙橋(法1)直井(経1)がスタートしました。パレードスタートの段階から無理なポジションアップを試みる選手が落車し、なかなかリアルスタートがきれませんでした。(早川はここに巻き込まれてしまう) やっときられたスタート後、オープニングアタックに髙橋がのるものの、すぐに吸収されてしまいました。3周目の登りで集団が活性化したタイミングで高士、原井、髙橋、直井が集団から離れてしまいました。安原も中盤まで自分のリズムを崩さず40人ほどまで減った集団に食らい付いていましたが、終盤厳しくなり、降ろされてしまいました。広瀬も中盤まで好調に走っていましたが、合宿前からの体調不良によるコンディショニングの失敗もあって徐々に遅れだしてしまい、降ろされてしまいました。中央大学の中で最後まで残った橋詰は、この数日特有の寒さに終盤、体温を奪われ低体温症になり、集団から遅れてしまいました。





今回のインカレに来てくださった立川会長、添田監督、高島コーチ、尾形コーチ、藤田先輩、伝野先輩、薙野先輩、古川先輩、佐藤先輩、石田先輩、深田先輩、緑川先輩、黒瀬先輩、笠原先輩、緑川家、神開家、高士家、佐伯家、広瀬家、原井家、濱田家、橋本家、直井家、髙橋家、村田家、ご指導ご声援、差し入れも含めて大変力になりました。心よりお礼申し上げます。


来年度は静岡県での開催が決まりました。今回総合成績5位まで落ち込んでしまったという結果に真摯に向き合い、来年こそは総合優勝できるよう、部員一同、切磋琢磨していく次第であります。


何卒、今後ともよろしくお願い申し上げます。




中央大学 学友会体育連盟 自転車競技部 一同



by chuo_bicycle | 2015-10-29 09:17


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